「幹線」と「地方交通線」の見分け方と運賃計算

JRには、大きく分けて、「幹線」と「地方交通線」があることは先に解説したとおりです。時刻表にある索引地図を見ると「地方交通線」は青色で示してあります。この青色で示してある鉄道の線区を「地方交通線」と定義しており、また「幹線」とは「地方交通線」以外の鉄道の線区いいます。 「営業キロ」は幹線または地方交通線だけを乗車する場合の運賃計算に使います。また、割引、有効期間の条件や、特急、急行などの料…

続きを読む

運賃計算の仕方

鉄道で旅行をする時に必ず支払わなければならない運賃の額は、乗車する区間の経路通りに 計算された「営業キロ」に応じています(「営業キロ」については、「運賃に関する用語に ついて(その1)」で説明済)。 例えば、小田原から熱海までの営業キロは、104.6km-83.9km=20.7kmです。これを時刻表では 巻末の営業案内(ピンク色の紙に印刷されていることが多いので、「ピンクのページ」 …

続きを読む

運賃に関する用語について(その2)

ここでは、運賃率、初乗り運賃について説明します。 ・運賃率  運賃率は1キロあたりの運賃のことです。JRでは、この運賃にキロをかけて運賃を出します。  しかし、ただキロに運賃率をかけただけではそのキロの運賃は出ません。なぜなら11キロから  15キロまで同じ運賃にしている、つまり区間制をとっているからです。11キロから300キロ、  301キロから600キロ、601キロ以上と、それ…

続きを読む