【これってマジック?】きっぷを分けて買えば安くなる!道理で!(その4)

先日の「【ああ無情!】普通運賃は区間で決まっている。区間を1メートルでも超えると無情にも上がっちゃう」というコラムで、静岡-東京間3,350円は、たった200mのために運賃が180キロまでの運賃よりポンと330円上がってしまい悔しい思いをしました。

181キロは(180.2キロ)は181-200キロの間ではもっともキロ単価が高いところです。キロ単価は18.51円します。さればキロ単価の安いところ同士を2つ合わせれば安くなるはずです。静岡-戸塚(神奈川県)は140キロ(139.3キロ)、戸塚-東京間は41キロ(40.9キロ)そして戸塚-東京間は電車特定区間です。

キロ単位で見ると、
静岡-戸塚(140キロ)✕16.21円(キロ単位)=2,269円
戸塚-東京(41キロ)✕17.56円(キロ単位)=720円

通しできっぷを買うよりキロ単価は、この2つに分けたほうが安いことが分かります。そこで、静岡から東京に出かけるときは、きっぷは通しで買わずに、2つに分けると節約になるのです、

 静岡-東京=3,350円
 静岡-戸塚(2,270円)+戸塚-東京(きっぷ:720円、IC運賃:712円)
=きっぷ:2,990円、きっぷ+IC=2,982円

よって、きっぷのみの場合は360円、きっぷ+IC乗車券利用の場合368円の節約となります。

静岡-戸塚間は、JR東海管内とJR東日本管内にまたがる乗車券となるため、IC乗車券は使用不可となり、きっぷのみとなります。実際の利用のしかたは、在来線のみ利用であれば静岡の駅の窓口で戸塚までのきっぷを買って出かける。そして、東京駅の精算窓口で乗り越し精算をすれば360円の節約です。乗り越しの場合、精算窓口での精算ではきっぷの値段の精算になります。ご注意ください。

新幹線の利用であれば、品川~小田原間が在来線との別線扱いとなるため、この方法は使えませんので、静岡の駅の窓口で、静岡-東京間のきっぷの購入をしてください。乗り越し精算については後日詳しく説明します。

帰りもまた、同じように乗り越し規則を利用します。在来線のみを使用する場合、東京から由比(静岡県、距離158.4キロ)までのきっぷを買って乗車し、静岡の駅で由比-静岡間(21.8キロ)の精算をします。東京から戸塚は100キロ未満のため、戸塚までのきっぷの乗り越し精算は、静岡までの運賃3,350円と東京-戸塚間720円の運賃の差額2,630円で、乗り越し精算の規則を上手に使う意味がなくなります。新幹線に乗車する場合は、、三島~静岡間が在来線との別線扱いとなるため、この方法は使えませんので、東京駅の窓口で、東京-静岡間のきっぷの購入をしてください。

 東京-静岡=3,350円
 東京-由比(2,590円)+由比-静岡(410円)=3,000円

350円の節約となります。由比-静岡間はJR東海管内となるため、IC運賃の設定はありません。
この方法はぜひ実行してみてください。これは規則に反することでもなく、全ての規則を遵守した方法です。

往復で、きっぷで710円、きっぷ+IC乗車券使用で718円の節約なんて、たった200mのためにおきた悔しさなんて吹っ飛んでしまうじゃありませんか?

出発駅から着駅が101キロ以上でキロ当たりの運賃単価が高いところで、この方法が可能となる場合が多くあります。例えば、出発駅から着駅までキロが200.1キロとか205.0キロなどが当てはまりますから、悔しい思いをしている人はぜひこの方法を諦めずに試してみてください。

きっぷを2つに分けてJRを利用することの大事さは、なにしろ普通運賃が定期券や回数券、その他の割引きっぷのモトとなっているため大きな意味を持っています。普通運賃で2つに分けると安くなるということは、ほとんど自動的に定期券や回数券も2つに分けて買えば安くなるからです。

これから”時刻表を解読”していくカギとなるのが、”きっぷを2つに分けて買って利用する”です。


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