【実例、グッドアイデア】だから「特定区間」をうまく活用すれば、もう笑いが止まらない(その1)

3回にわたり、特定区間をうまく活用して節約した例を考えていきます。

例1
JR成田(千葉県)-上野(東京都、営業キロ66.4キロ)は私鉄の京成本線(京成上野-京成成田)と競合しているところです。


本来の運賃は、きっぷ1,140円・IC乗車券1,144円ですが特定区間となっていて、きっぷ920円・IC乗車券918円、きっぷで220円・IC乗車券で226円も安くなっているのです。


ところで、成田からひとつ先の久住(くずみ、千葉県)行くとき上野できっぷを買うと、きっぷ1,320円・IC乗車券1,317円、一挙にきっぷ400円、IC乗車券399円も上がってしまうという事態が生じてしまいます。成田-久住は、6.9キロ、運賃はきっぷ200円、IC乗車券195円というのにです。


また、成田の一つ手前の駅(成田線)の酒々井(しすい)は、と特定区間になっていないため、きっぷ1,140円・IC乗車券1,144円というおかしな運賃になっているのです。これらは「特定区間運賃」を設けたためにおきた矛盾です。


例2
中央線新宿-高尾の運賃はきっぷ・IC乗車券共550円(特定区間運賃)です。高尾よりひとつ先の相模湖(神奈川県、52.3キロ)の運賃は、きっぷ970円、IC乗車券972円です。


一挙にきっぷで420円、IC乗車券で422円はね上がってしまうのです。高尾-相模湖間は9.5キロ、本来のこの区間の運賃はきっぷ200円、IC乗車券195円です。相模湖に住んでいる人が新宿を往復すると、高尾-新宿を往復するよりもきっぷで840円、IC乗車券で844円も高くなります。こんなバカげたことを放っておく訳にはいきません。


そこで、、相模湖から新宿へ行くときには、まず高尾までのきっぷあるいはIC乗車券で出かけて高尾でいっぺん下車して、改めて高尾-新宿のきっぷを買うか、IC乗車券で高尾から再乗車して、新宿で下車するのです。

このように分けて買ったときのきっぷ、あるいはIC乗車券で高尾で途中下車して、改めて高尾から新宿まで乗車した場合は、下記のようになります。

 
             きっぷ   IC乗車券(JR東日本)
 相模湖---新宿   970円  972円  
 相模湖---高尾   200円  195円
 高尾 ---新宿   550円  550円
       合計   750円  745円

 きっぷで220円(往復で440円)、IC乗車券で227円(往復で454円)の節約が計れます。

 度々出かけるとき(あるいは5~6人で一緒に出かけるとき)は、相模湖-高尾、高尾-新宿と回数券を2つに分けて使えば、一往復は682円ですからさらに68円安くなり往復での節約は576円となります。


回数券を使えば高尾で一旦下車する必要もなくなります(2枚の切符になるので自動改札は通れず、係員のいるところを回数券を出して通ることになります。)。回数券は、きっぷ10枚のお値段で11枚のきっぷが買える(IC乗車券ではできない)ので、このような計算になります。

相模湖からJRを使って新宿へ通う場合、断乎定期券を2つに分けるべきです。
1ヵ月定期では、3,180円。6ヵ月定期では28,910円も安くなりますから、おおごとです。


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