【両刃の剣】うっかりしちゃダメですよ!「山手線発着」(その1)

運賃計算にはルールがあることを以前いいましたが、やはり特例があります。いくつかの特例のうち、ここをきちんと抑えておかねば、自分で運賃計算どころか、キソクを上手につかうこともできません。


そのひとつが「山手線内発着」の乗車券です。


この規則はまことに「両刃の剣」のようなもので、あるときはこの規則のために利用者が恩恵に預かるかと思えばあるときは憎らしげに立ちはだかって悩ませます。


例えば、中央線塩崎(山梨県)から新宿(東京都)へ出かけるとき、きっぷを買うと、2,590円(※)、IC乗車券2,592円です。そこで、中央線三鷹(東京都、山手線内ではない)までのきっぷ1,940円(営業キロ118.6キロ)を買って出発します。


そして、新宿で乗り越し精算をします。100キロ以上の乗車券を乗り越し精算すると三鷹-新宿間(営業キロ13.8キロ)の精算となり、電車特定区間であるため、きっぷの場合220円です。IC乗車券を使用するばあいは、三鷹で一旦途中下車し(IC乗車券の運賃1,944円を改札で差し引かれる)、また三鷹から乗車して新宿で下車することで、運賃は216円です。


こうするときっぷ、IC乗車券ともに2160円ですんでしまいますから、実にきっぷは430円、
IC乗車券は432円も出費を抑えることができます。


(※)塩崎-新宿間の営業キロ 132.4キロ(本来の運賃(幹線)は2,270円)ですが、
   東京駅からの営業キロが101キロ以上200キロまでの駅と東京山手線内の各駅と
   運賃は、山の手線内発着となるので、東京駅からの営業キロまたは運賃計算キロによって
   計算するという特例キソクがあります。よって、塩崎ー東京間の営業キロは142.7キロ
   で計算され、2,590円となります。後程、特例規則について正確にご説明します。


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