【知っておかないとソン!】「乗り越し精算」のきまりを巧みにこなす

Aさんが中央本線松本(長野県)から新宿(東京都)まで(きっぷ4,000円、IC乗車券3,996円、新宿まで225.1キロ、東京まで235.4キロ)のきっぷを買って出かけてきました。用事を思い出し、横浜まで足をのばしました。


横浜の駅で乗り越し精算をすると220円といわれ、それを支払いました。松本から横浜(264.2キロ)のきっぷを買いますときっぷ4,750円、IC乗車券4,752円します。東京までのきっぷで乗り越せば4,220円ですんでしまいます。というおかしなことが起きてしまうのです。


松本から新宿までの運賃と、蒲田までの運賃が同じなのです。この場合の乗り越し運賃の精算は、蒲田ー横浜間となります。このからくりは、先日、7回にわたりご説明した「東京都区内・特定市内発着の乗車券」の記事(11大都市へ201キロ以上行くときのミラクル)を参照してください。


Aさんが横浜へ用事を思い出したのは偶然のことです。通しできっぷを買うよりも530円も安くなってしまうとしたら、もはや偶然などと言っていられません。乗り越しの規則をよく知って、これを存分に使いこなすしかありません。


先日も申し上げましたが、IC乗車券の場合は、運賃計算は、出発駅の改札と目的駅の改札間で行われるため、上記のように安く上げるためには、蒲田で一旦下車して、改札を出た後、蒲田で再度改札を通り、横浜まで行くことで、安く上げることができます。くれぐれも、松本からIC乗車券を使用して乗車する場合は、蒲田で一旦下車することをお忘れなく!蒲田で下車せず、そのまま横浜まで行って自動改札をくぐると安くはならず、そのまま通しの4,752円を差し引かれるのでご注意ください。


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