【よく考えてみましょう!】途中下車でソンをする話

上野(東京都)から常磐線の水戸(茨城県)へ行く場合、途中の荒川沖で下車する例を考えてみます。
上野ー水戸の運賃は、121.1キロできっぷ2,270円、IC乗車券2,268円です。当然、101キロ以上のきっぷですから荒川沖での途中下車は可能(IC乗車券の場合は、途中下車すると上野ー荒川沖の運賃が差し引かれてしまいます)です。


ですが、上野ー荒川沖のきっぷで出かけ、荒川沖で改めて荒川沖ー水戸ときっぷを買ったとします。通しで買ったきっぷで途中下車をしたときと荒川沖までのきっぷを買って出かけ、荒川沖で水戸までのきっぷを買ったときを比較すると、上野で荒川沖までのきっぷを買って出かけ、荒川沖で水戸までのきっぷを買ったとき、IC乗車券の場合は荒川沖で下車し、荒川沖から水戸へ行ったとき、


                 きっぷ   IC乗車券
 上野ー荒川沖(59.4キロ)  970円   972円
 荒川沖ー水戸(58.1キロ)  970円   972円
 合計            1,940円 1,944円


このときは、上野ー水戸と通しで買ったきっぷで途中下車するより、上野ー荒川沖と買って出かけたほうが330円も(IC乗車券の場合、荒川沖で途中下車する方法で324円)安いのです。

水戸ー荒川沖のような例は、品川ー三島でも起こります。品川ー三島の実キロは113.7キロですが、品川が山手線内の駅のため、東京ー三島間の実キロ120.7キロで運賃が計算されるため、2,270円です。101キロ以上のきっぷですので、どこでも途中下車可能です。


しかし、途中の平塚に用があって降りるとすれば、水戸ー上野と同じで、分けたほうがきっぷの場合330円(きっぷ+IC乗車券の場合は328円)安くなります。平塚ー三島間はIC乗車券は使用できないため、きっぷの購入となります。


                 きっぷ  IC乗車券
 品川ー平塚(57.0キロ)  970円   972円
 平塚ー三島(56.7キロ)  970円
 合計           1,940円 1,942円


もう一つの例、中央本線の笹子(山梨県)から新宿(東京都)へ行くとき、笹子で新宿までのきっぷを買うと1,940円(途中下車可、IC乗車券の場合1,944円)ですが、まず笹子から途中の高尾(東京都)までのきっぷを買って出かけ高尾で下車して新宿までのきっぷを買うと


                  きっぷ   IC乗車券
 笹子ー高尾(47.3キロ)    840円   842円
 高尾ー新宿(特定区間)      550円   550円
 合計             1,390円 1,392円


きっぷの場合、1,390円で、550円、IC乗車券の場合、1,392円で、552円安くなってしまうのです。


この方法は、以前記述した山手線発着の場合、東京都区内・特定市内発着の場合に当てはまります。

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