【両刃の剣】うっかりしちゃダメですよ!「山手線発着」(その2)

2016/03/01 11:01
山手線内発着の乗車券のキソクについて、詳細をご説明します。 東京駅から101~200キロの間にある駅から山手線内の駅までのきっぷを買うと、運賃が、出発駅から目的駅(山手線内の駅)の距離に関係なく、出発駅と東京駅間の距離で決まってしまうという変わった規則です。山手線内から出発するときも同じです。 ではどんな規則かです。 東海道本線の西焼津(静岡県)から水道橋(東京都、山手線内の駅)へ出かけようときっぷを買います。営業キロは197.0キロで運賃は、3,350..

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【両刃の剣】うっかりしちゃダメですよ!「山手線発着」(その1)

2016/02/29 19:27
運賃計算にはルールがあることを以前いいましたが、やはり特例があります。いくつかの特例のうち、ここをきちんと抑えておかねば、自分で運賃計算どころか、キソクを上手につかうこともできません。 そのひとつが「山手線内発着」の乗車券です。 この規則はまことに「両刃の剣」のようなもので、あるときはこの規則のために利用者が恩恵に預かるかと思えばあるときは憎らしげに立ちはだかって悩ませます。 例えば、中央線塩崎(山梨県)から新宿(東京都)へ出かけるとき、きっぷを..

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【実例、グッドアイデア】だから「特定区間」をうまく活用すれば、もう笑いが止まらない(その3)

2016/02/25 13:29
特定区間をうまく活用して節約した例をもう少し考えていきます。今回は3回シリーズの最終回です。 例5 京都-神戸(75.9キロ)が特定区間(1,080円)で普通運賃(1,240円)と比べて160円安くなっているのに京都-大阪(42.8キロ、特定運賃560円)、大阪-神戸(33.1キロ、特定運賃410円)とつなぐと普通運賃(75.9キロ、1,240円)よりさらに110円、合計で270円も安くなってしまうのです。 このため、東海道本線の山科(京都府、幹線)から神戸..

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【実例、グッドアイデア】だから「特定区間」をうまく活用すれば、もう笑いが止まらない(その2)

2016/02/24 10:46
特定区間をうまく活用して節約した例をもう少し考えていきます。 例3 JR中央線吉祥寺(東京都)からJR京浜東北線蒲田(東京都、営業キロ30.4キロ)は、吉祥寺-渋谷(営業キロ15.6キロ)と渋谷-蒲田(営業キロ14.8キロ)と2つに分けて買います。 このように2つに分けたときは1ヶ月で81.7%、6ヵ月では78.4%も通しで買った時よりも安くなってしまうのです。吉祥寺-渋谷間が特定区間となっているため、このように2つに分けると、通しで買うよりも安くなってしま..

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【実例、グッドアイデア】だから「特定区間」をうまく活用すれば、もう笑いが止まらない(その1)

2016/02/24 10:36
3回にわたり、特定区間をうまく活用して節約した例を考えていきます。 例1 JR成田(千葉県)-上野(東京都、営業キロ66.4キロ)は私鉄の京成本線(京成上野-京成成田)と競合しているところです。 本来の運賃は、きっぷ1,140円・IC乗車券1,144円ですが特定区間となっていて、きっぷ920円・IC乗車券918円、きっぷで220円・IC乗車券で226円も安くなっているのです。 ところで、成田からひとつ先の久住(くずみ、千葉県)行くとき上野できっぷを..

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【注目】「特定区間」運賃という、奇抜なものがあるからご用心(その2)

2016/02/22 18:13
「東京・名古屋・大阪の特定区間の普通・定期運賃表」というのが時刻表にポツンとの掲載されています。なんの説明のないため、いろいろ憶測をよぶところですね。 じっと目を凝らしてみると、どうやらこれは、JRと並行して走っているような”私鉄”と営業競争上やむなく作った「特定」(ここだけ例外として特別です。こうしないとお客様が私鉄にいっちゃうんでゴメンね、といった風にとれます、事実そうですが・・・)の運賃適用区間とわかります。しかし、こんな「特別」を設けると、それでなくとも矛盾含み..

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【不思議】「特定区間」運賃という、奇抜なものがあるからご用心(その1)

2016/02/22 18:06
Aさんは青梅線日向和田(東京都)から中央線新宿(東京都)へ通勤している人です。 Aさんは6ヵ月定期券を買って通勤していました。値段は、114,780円です。 この区間の1ヵ月の定期の定期券のお値段は、22,160円で、1ヵ月ずつ定期券を買ったときは、22,160円✕6ヵ月=132,960円で6ヵ月定期のほうが18,180円安くなります。年間で36,360円安くなるわけで、「利率」に細かい神経の持ち主であるAさんには無視できない金額でした、と過去形でいうのはAさんはさら..

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【これってマジック?】きっぷを分けて買えば安くなる!道理で!(その4)

2016/02/19 17:42
先日の「【ああ無情!】普通運賃は区間で決まっている。区間を1メートルでも超えると無情にも上がっちゃう」というコラムで、静岡-東京間3,350円は、たった200mのために運賃が180キロまでの運賃よりポンと330円上がってしまい悔しい思いをしました。 181キロは(180.2キロ)は181-200キロの間ではもっともキロ単価が高いところです。キロ単価は18.51円します。さればキロ単価の安いところ同士を2つ合わせれば安くなるはずです。静岡-戸塚(神奈川県)は140キロ(1..

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【これってマジック?】きっぷを分けて買えば安くなる!道理で!(その3)

2016/02/18 11:40
本州3社の幹線の運賃表の特徴を分析してみましょう。 ここでは、本州3社幹線の普通運賃表・運賃は区間ごとにいくら上がるかという一覧表は示しませんが、下記のような特徴があります。 (1)4キロの運賃(190円)と10キロの運賃(200円)では10円しか違わない。    4キロの人は10キロまでの定期券を買ったほうがトクのばあいが多い。    4キロの1ヵ月の定期運賃は5,500円。    10キロの定期運賃は5,830円。・・・330円の違い。 (2)100キ..

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【これってマジック?】きっぷを分けて買えば安くなる!道理で!(その2)

2016/02/18 11:33
本州3社幹線の普通運賃できっぷを2つに分けたときの実例を見てみます。 大船(神奈川県)-二宮(神奈川県)間(東海道本線の幹線区間です)は26.6キロ、運賃は500円(IC運賃:496円)です。そこで、大船-茅ヶ崎(神奈川県、距離は12.1キロ)と茅ヶ崎-二宮(14.5キロ)と2つに分けてきっぷを買えば、大船-茅ヶ崎、茅ヶ崎-二宮間はともに240円(IC運賃:237円)ずつですので、合わせて480円(IC運賃では474円)、やっぱり2つに分けたほうが20円(IC運賃では2..

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【これってマジック?】きっぷを分けて買えば安くなる!道理で!(その1)

2016/02/17 11:52
当たり前のことですが、15キロが一番安いとすれば、30キロの場合、15キロと15キロに分けてきっぷを買えば安くなります。  30キロの本州3社の幹線普通運賃は500円  15キロの本州3社の幹線普通運賃(240円)✕2=480円 このように2つに分けた方が20円安いことが分かります。60キロを4枚に分けたときはどうでしょうか?  60キロの本州3社の幹線普通運賃は970円   15キロの本州3社の幹線普通運賃(240円)✕4=960円 やはり、15..

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【仰天】「特定区間」を挟んでいるときは、やはり2つに分ければこんなに安くなることがある

2016/02/17 11:45
「特定区間」をうまく使って、きっぷを2つに分けると運賃が驚くほど安くなってしまう事があります。 東海道本線(琵琶湖線)の山科(京都府)から神戸(兵庫県)へ行くとき、山科は特定区間に入っていないため山科-神戸(81.4キロ)の運賃は本州3社の幹線運賃になってしまいます。 ところが、山科-京都(幹線)、京都-神戸と2つに分けると、京都-神戸が特定区間となっているため、次に示すごとき運賃となって、その開きは220円にもなってしまいます。 この区間はJR西日本管内の..

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